グルーバンクロフトの支援がなければ、Swarthmoreに進学することは容易ではなかったと思います。周りに米国大学受験について詳しい人は少なかったため、先輩方からサポートをいただけたことをとても感謝しています。
卒業してからも、幅広い分野で活躍している同期や先輩方のネットワークは貴重であり、今でもガイダンスをいただいています。
そんなグルーバンクロフト基金を通して私はSwarthmore大学に進学し、2019年に卒業しました。
Swarthmoreに進学するまでは、授業で学んだこと、教科書に書いてあることを全て真実であると信じ、鵜呑みにしてきましたが、Swarthmoreに入学したことで、何事にも疑問を持ち、突き詰めていく姿勢を身につけることができました。
また、Swarthmoreで得られたのは大切な友人たちです。Swarthmoreを含め、多くのリベラルアーツ大学の学生はキャンパス内の寮に4年間住みます。そのため、毎日朝から晩まで一緒に時間を過ごし、全てを共に生き抜くため(slightly dramatic, yes)、強い絆を築くことができたと思います。長時間生活を共にするため、もちろん意見の食い違いや揉め事が生じましたが、それを乗り越える努力をしているうちに、コミュニケーション能力も醸成されたと思います。
Swarthmoreを卒業してからは、約2年間日本でコンサルティング業界で働きました。日本の社会や組織の仕組みを実体験できたことは大変貴重な経験となりました。しかし、コロナ禍で社会の歪みがより顕著になる中、社会問題の解決に貢献したいという、Swarthmore在学中に根付いた願いがさらに強くなったため、一念発起し、フィラデルフィアに戻りphilanthropy consultingをはじめました。
Swarthmoreでの4年間は本当に貴重な経験であり、私の人生の大きな転換点となりました。リベラルアーツ大学にご興味をもたれ皆様、是非Swarthmoreへ!