奨学生の声

アメリカ留学を決意したきっかけ

中山まり菜
留学先大学:Swarthmore College (ペンシルベニア州)
2025年卒業
専攻:教育学と数学
出身高校:渋谷教育学園渋谷中学高等学校 中山まり菜
留学先大学:Swarthmore College (ペンシルベニア州)
2025年卒業
専攻:教育学と数学
出身高校:渋谷教育学園渋谷中学高等学校

小学校の間に数年間バージニア州に住んだことがあり、中学生の頃からふわっと、大学でまたアメリカで勉強できたらいいなと思っていました。留学ではなく四年間アメリカの大学に通おう!と決意するきっかけとなったのは自分が教育学に興味を持ち始めた高校一年生の時です。インターナショナルスクールでのボランティア経験を通し、心理学、神経科学、数学、国語、など教育と他の学問との繋がりを意識するようになり、教師になるための教育の勉強だけでなく教育を幅広い視点から学べるリベラルアーツ大学に進学しようと思いました。

専攻を選んだ理由

私は現在数学と教育学を専攻しています。もともと高校の時は文系で、大学では教育学だけを専攻する予定でした。しかし、大学の必修授業で一年の頃に取った数学の授業が思っていた以上に面白く、そこからご縁があり中学生の数学教育に関する研究に教育の教授と携わる機会があり、数学と教育の両方を勉強したいと思うようになりました。多くのリベラルアーツの大学では、専攻以外の授業も幅広く取る必要があるため、高校の時には気づかなかった自分の意外な興味や、全然違う科目の交わり方を知ることができる機会があるのが大きな魅力だと思います。

印象に残っている授業

一年生の時に取った映像学の授業、Gender and Genre in Television (テレビにおいてのジャンルとジェンダー)という授業では、毎週決められたドラマを見てその週のリーディングのテーマに沿ってエッセイを書いてディスカッションをしました。その授業の一環で行った実際のプロダクション会社でのインターンがとても印象に残っています。インターンの内容は、毎週送られてくるドラマの脚本を読み、まとめを書いて、実際に制作するべきか、変えた方が良い点はどんな点か、など批評を書く作業が主でした。授業で学んだことが実際の現場でどのように活かされているのか知ることができたのはもちろん、物語を簡潔にまとめる力、自分の考えを他人にわかりやすく伝える力、などのちの授業にも生かされるスキルがたくさん磨けたと思います。

悩みとその乗り越え方

私はとにかく優柔不断で、受ける大学を最後まで悩みました。その中で一番役に立ったのは実際に大学生の先輩に連絡を取って話を聞くことや学生が作っているYouTubeの動画などを見ることでした。大学のリソースや授業の種類以上に、四年間通うにあったって、大半の時間を過ごす実際のキャンパスや寮で一緒に暮らす他の生徒の雰囲気はとても大事だと思います。実際、スワースモアに通っている今までの三年間、辛いこともあるものの、良い友人、教授、自然に恵まれた環境にいるおかげで楽しく過ごせていて、あの時しっかり悩んで色々な人に相談して良い選択ができてよかったなと思っています。悩む時間は決して無駄にはならないので、皆さんも納得行く選択ができるように応援してます!大学について気になることがあれば気軽に連絡してください。

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