留学体験記

矢野 奈々子

留学体験記

矢野 奈々子

留学先大学:
Pomona College (カリフォルニア州) 2011年卒業
専攻:
Mathematical Economics
大学院:
ハーバード公共政策大学院・ビジネススクールのJoint Degree 2018年卒業予定
出身高校:
渋谷教育学園幕張高等学校
職業:
Clinton Health Access Initiative: スワジランド・マラウィ・ジンバブウェ・南アフリカで保健システム強化)

ポモナは、コミュニティ作りに一生懸命な大学。学生の間だけでなく、教授・スタッフと学生の繋がりが強く、卒業した後も存続します。卒業五年後の同窓会で教授やDeanと再会した時、この絆の大切さを感じました。こんなに自分のことを覚えてくれいたの、とクラスメート同士で感動。今の大学院では考えられない教授との距離の近さ、いつ連絡しても必ず返事が来る心強さ。ポモナのコミュニティは、私のbiggest familyです。
 
ポモナは、皆が平等で、競争感がない。お互いをサポートし、どんなことがあっても協力し合う。年中気候が良く(そのせいなのか)、フレンドリー感がキャンパス中どこに行っても漂う。南カリフォルニアの太陽の下で授業を受けたり(外で授業を受けられるoutdoor classroomがあります)、金曜日の夜に教授の家に呼ばれクラスメート十人とワイン・チーズを楽しみながら、その日の授業のディスカッションを続ける。毎日が充実していただけでなく、本当に自分は大学のコミュニティの一員なんだな、receiveするだけなくgive backしないといけないな、と日々感じました。
 
ポモナでの経験により、私の人生が変わったといっても過言でないです。ポモナなしでは今の自分はない。小規模なリベラルアーツカレッジの環境ほどユニークなものはなく、四年間で得たものは私の一生の宝物です。家族のような教授や友人との関係、物事に対しあらゆる角度から考えられる力、そして何よりも大学の教育理念で正門に書かれている言葉(“They only are loyal to this college who, departing, bear their added riches in trust for mankind.”)による社会貢献の大切さの意識向上。この学びにより私は途上国での国際開発の仕事に興味を持ち、ポモナ卒業後はアフリカで保健システム強化の仕事をし、今大学院では公共政策・途上国でのビジネスの勉強をしています。大学院卒業後はアフリカに戻り、競争力のある産業の育成の仕事に携わりたいです。